著者 小濱章夫(こはまあきお)略歴

1954年3月鳥取県に生まれる。
山口大学医学部卒業
医師・循環器内科医
医学博士(大阪大学)
労働衛生コンサルタント

定価 1,000円+税/四六番 並装
ISBN 978-4-909201-03-4



「飽食の時代における生活習慣病の予防」
著者の思い

雑誌、テレビ、新聞等で病気や健康にまつわるテーマが毎日のように取り上げられ、日常習慣の変更や特定の食品、サプリメントなどが健康に良いと取り上げられると、時に奇妙な大流行が起きることも珍しくなくなりました。

平均寿命が世界でもトップクラスに位置し、高齢者の人口比率が高い我が国では平均寿命もさることながら、健康寿命をさらに延ばしたいという健康ブームでもあります。

一時的な噂話ではなく、医学・生理学等の科学的な根拠に基づく流行に流されない情報が求められています。

筆者は救急例や重症例を含めた循環器疾患の診療に長く従事した後に健康診断専門クリニックに勤務し、重症な循環器疾患の症例と、そのような症例に将来なり得ると思われる生活習慣病の受診者の両群の例を診察する機会を得ました。

健診クリニックで診察する生活習慣病の症例では多くの例で、原因となる不健全な
生活習慣を修正することなく、そのままにして単に薬やサプリメントを服用するだけであったり、自己流の不適切な生活習慣を行ったりしていました。

そのような生活習慣病の例をよく観察すると、共通する不健全な生活習慣があることに気付きました。その不健全な生活習慣の修正を最初に行い、それでも生活習慣病が改善しないときに初めて薬の服用を考えることなど、日頃の業務の中で受診者に説明していた内容を元にしてまとめてみることにしました。


おもな目次

はじめに

第一章 生活習慣病とは

① 生活習慣病の増加/② 生活習慣病の要因/③ 生活習慣と疾 しっぺい 病の関係
④ 体内のエネルギー需給バランス/⑤ 生命活動に必要な栄養素

閑話休題1 血圧にまつわるお話

(1)標準的な血圧測定法 (2)無重力状態で血圧、骨密度は変わる (3)キリンの血圧 
(4)4足歩行と2足歩行 (5)白衣性高血圧症 (6)降圧治療の歴史

第二章 日々の習慣

① 食習慣/② 運動習慣/③休養/④ 喫煙習慣/⑤ 飲酒習慣

閑話休題2 薬にまつわるお話

(1)プラセボ(偽薬)効果 (2)主作用 (3)副作用 (4)良薬は残る 
(5)薬の治療効果の研究発表とスポンサーの関係 (6)新薬の治験 (7)高額な薬剤
(8)最近の薬剤の特長 (9)抗菌剤の使用頻度と耐性菌 
(10)ホルモン補充療法、低用量ピルについて

第三章 Q & A

おわりに

巻末資料



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